ポストバイオティクスとは?何が当てはまるかの基準と注目される理由

2025年12月24日

ポストバイオティクスとは、加熱などで生きていない状態にした菌やその部品からつくられたもののことです。2021年に示された国際的な定義で何が当てはまるか、注目される理由、商品の表示で確かめる点を紹介します。

ポストバイオティクスとは、加熱などで生きていない状態にした菌や、その菌の体の部品を使ってつくられたもののことです。国際的な学術団体が2021年に示した定義では、健康への良い効果が確かめられていることまでが条件に含まれるため、「死んだ菌なら何でも当てはまる」わけではありません。商品でこの言葉を見かけたときは、言葉そのものより、成分の欄と届け出た表示の内容で確かめるのが近道です。

この記事では、①ポストバイオティクスとは何か、②何が当てはまり何が当てはまらないか、③生きた菌ではないのに注目される理由、④商品で見かけたときの確かめ方、の順に説明します。

「『生きていない菌』と聞いたけど、それで意味があるの…?」と感じている方にも、判断の手がかりになる内容にまとめています。腸内環境そのものの基礎から知りたい場合は、腸内環境の全体像をまとめた完全ガイドもあわせてご覧ください。

ポストバイオティクスとは?生きていない菌とその部品からつくられたもの

プロ・プレ・シン・ポストとバイオジェニックスの5語を「生きているか」「菌そのものか成分か」の2軸で配置した位置づけ図
5つの言葉を2軸で配置。位置が分かれば、その商品が何を届けるものかを判断しやすくなります

ポストバイオティクスは、生きていない菌とその部品を使ってつくられたものを指す言葉です。国際的な学術団体ISAPPの定義では、健康への良い効果が確かめられていることまでが条件に入ります。そのため、「菌がつくった物質のすべて」という広い意味では使われません。

読者の方にとってのポイントは、「生きていない菌だから意味がない」とも「死んだ菌なら何でも当てはまる」とも言えない、という点です。パッケージにこの言葉があっても、それだけで中身を判断せず、何が入っているかを確かめることが大切です。

定義のポイントは「生きていない」「菌の部品」「効果が確かめられている」の3つ

定義を日常の言葉に直すと、次の3点にまとめられます。

  • 生きていない菌を使っている:加熱などで、意図的に生きられない状態にした菌を使います
  • 菌の体そのものや、その部品を使っている:細胞の壁や膜など、菌の体をつくっている部品も含まれます
  • 決まったつくり方で加工され、その形で良い効果が確かめられている:つくり方まで含めて指す言葉なので、発酵食品をそのまま食べることとは別の話として扱われます

定義をつくった側は、あえて「効き目を失った」という印象を与える言葉を避け、「生きていない」という事実だけを表す言葉を選んだとされています。生きていないことと、はたらきがないことは別だという考え方です(言葉選びの詳しい経緯は、記事後半の補足にまとめています)。

プロバイオティクスやプレバイオティクスとは何が違う?

似た言葉が増えていますが、「生きているか」と「菌そのものか、成分か」の2つで並べると違いがはっきりします。

言葉 何を届けるか 生きているか 身近な例
善玉菌などの生きた菌(プロバイオティクス) 生きた菌そのもの 生きている ヨーグルトや納豆など、生きた菌を含む食品
菌の栄養となる成分(プレバイオティクス) 菌のごはんになる成分 菌ではない 玉ねぎやごぼうなどに含まれるオリゴ糖や食物繊維
生きた菌と菌の栄養の組み合わせ(シンバイオティクス) 生きた菌と菌のごはんの両方 生きている ヨーグルトにバナナを添えるような組み合わせの考え方
生きていない菌とその部品(ポストバイオティクス) 生きていない菌とその部品 生きていない 加熱などで処理した菌を使い、効果を確かめた調製品
腸の菌を通さず直接はたらく成分(バイオジェニックス) 菌を通さずに直接はたらく成分 菌ではない 日本で先に提唱された考え方(後述)

並べると分かるとおり、どれが優れているかという順位ではなく、届けるものが違うだけです。商品を選ぶときは「どれが一番良いか」を探すより、その商品が何を届けようとしているかをパッケージの成分欄で見るほうが早く判断できます。プレバイオティクスとプロバイオティクスの違いそのものは、プレバイオティクスの基礎解説をご覧ください。

日本で使われてきた「バイオジェニックス」とは別の言葉

腸の菌を通さずに直接からだにはたらく食品成分という考え方を、バイオジェニックスといいます。日本で先に提唱された言葉で、乳酸菌の体に由来する成分や植物由来の成分、DHA・EPA、ビタミン類なども含む幅広い言葉です。

一方、ポストバイオティクスは2021年の国際的な定義から出発した言葉で、生まれた経緯も指す範囲も違います。言葉が似ていても、どちらの言葉で説明された商品なのかで指している範囲が変わるため、同じものとして扱わないほうが誤解を避けやすいと考えられます。

当てはまるのは死んだ菌とその部品——菌がつくった物質だけでは当てはまらない

ポストバイオティクスに当てはまるもの(生きていない菌の細胞・細胞壁や細胞膜などの部品・部品と一緒に含まれる有機酸など)と当てはまらないもの(菌がつくった物質だけを取り出したもの・菌の体を含まない濾過液・ウイルスやワクチン)の比較図
当てはまるかどうかは、菌の体が含まれているかどうかが分かれ目です

当てはまるのは死んだ菌の細胞とその部品で、菌がつくった物質だけを取り出したものは当てはまりません。ウイルスやワクチンも、定義の上では含まれません。パッケージの言葉ではなく、何が入っているかで見分けられます。

当てはまるもの 当てはまらないもの
完全な形のままの、生きていない菌の細胞 ウイルス(細菌に感染するウイルスを含む)
細胞壁・細胞膜など、菌の体の部品 ワクチン
部品と一緒に含まれる有機酸・ペプチド・酵素など 菌の体を含まない濾過液
— 菌がつくった物質だけを取り出して精製したもの

当てはまるのは、死んだ菌の細胞とその部品

中心にあるのは、形を保ったままの生きていない菌の細胞と、その細胞のかけらや構造です。菌の体をつくっている部品(細胞構成成分)には、細胞の壁や膜、菌の外側を覆うネバネバした成分などが挙げられています。

菌がエサを分解してつくり出す物質(代謝産物)には、有機酸や酵素などがあり、腸内でつくられる短鎖脂肪酸もそのひとつです。こうした物質は、菌の体や部品と一緒に入っていれば含まれていてもかまわないとされています。ただし主役はあくまで菌の体のほうです。

読者の方にとっての手がかりは、「菌がいなくなった後に残るもの」ではなく「菌そのものと、その体の部品」が中心にある言葉だという点です。商品の成分表示に菌の名前が残っているかどうかを、最初に確かめてみてください。

菌がつくった物質「だけ」を取り出したものは当てはまらない

ここが、定義の内と外を分ける線です。定義をまとめた文書では、菌がつくった物質だけを取り出して精製したものは含まれず、酪酸や乳酸といった、もともとの物質の名前で呼ぶべきだとされています。

そのため、「菌がつくった物質=ポストバイオティクス」という覚え方をすると、定義より広い範囲を指してしまいます。代表例として紹介されることの多い短鎖脂肪酸も、精製された状態では定義上ポストバイオティクスに当たりません。大腸でつくられる短鎖脂肪酸そのもののはたらきは、短鎖脂肪酸の詳しい解説で扱っています。

生きた菌を死なせただけで当てはまる?

菌が生きられない状態にする処理(不活化)には、加熱などの方法があります。ただし、生きた菌を加熱して死なせただけでは、ポストバイオティクスとは呼べないとされています。

定義で求められているのは、生きていない状態にしたあとの形で、あらためて良い効果を確かめ直すことです。あわせて、意図的に生きられない状態にする処理をしていること、使う目的に合った安全性の確認があることも挙げられています。

つまり、分かれ目は「言葉が付いているかどうか」ではなく「その形で確かめられているかどうか」です。「殺菌した菌入り」と書かれた商品でも、それだけでポストバイオティクスに当たるとは限らない、と覚えておくと判断しやすくなります。

生きた菌ではないのに、なぜ注目されている?

常温で運べる・再分離のリスクが低い・感染を起こさないの3つの利点と、欧州で死菌体が新規食品素材として承認された例の図解
注目される理由は、食品としての扱いやすさ3点と、制度上の実例です

ポストバイオティクスが注目されている理由のひとつは、生きた菌でないことによる扱いやすさにあると考えられています。一方で、腸に住みつかせる使い方には向かないとされています。

冷やさずに運べる・感染を起こさない——3つの利点

定義をまとめた文書では、生きた菌を含まないことによる食品としての利点として、次の3つが挙げられています。

  • 品質を保ちやすい(低温で保管しなくてよい)
  • 製品から菌を取り出して利用される(再分離される)ことによる、知的財産面のリスクが低い
  • 安全面のリスクが低い(菌が増えないため、感染を起こさないとされている)

身近な例でいうと、生きた菌を含む食品にはヨーグルトのように冷蔵で保管するものが多くあります。生きていない菌は低温で保管しなくても品質を保ちやすいとされ、持ち運びや保管の面で扱いやすいと考えられています。商品を見るときは、保存方法の欄で「常温」か「要冷蔵」かを確かめると、どちらのタイプに近いかの目安になります。

ただし、3点はいずれも「体の中でどうはたらくか」ではなく「食品としてどう扱えるか」の話です。冷蔵しなくてよい、持ち運びやすいといった使い勝手と、飲んだときの体感は別のものとして読み分けてください。

生きた菌では認められず、死んだ菌では認められた例

扱いやすさが理屈だけの話ではないことを示す例があります。腸内細菌のひとつであるアッカーマンシア・ムシニフィラについて、欧州では生きた菌の状態では食品として使うための安全性の評価が認められなかった一方、低温で殺菌した菌体は、新しく食品として使ってよい素材(新規食品素材)として承認されています。

同じ菌でも、生きているかどうかで安全性の評価が分かれた例です。「生きているほうが良い」という一般論だけでは説明のつかない場面がある、と押さえておけば十分です。なお、これは欧州の制度の話であり、日本の制度や特定の商品の安全性の裏づけになるものではありません。

一方で、腸に住みつくことは期待できない

公益財団法人腸内細菌学会は、ポストバイオティクスは生きた菌ではないため、腸内に定着して継続的な効果を得ることは期待できないと説明しています。含まれる菌は増える力を失っているためです。

「生きて届くほうが良い」「死んでいてもはたらく」という二択で語られやすい話ですが、どちらが優れているかではなく、それぞれの性質の違いとして捉えるのがよいと考えられます。体調に不安がある場合は、医師・薬剤師へご相談ください。

商品で「ポストバイオティクス」の表示を見かけたら、どこを確かめればいい?

機能性関与成分の名前・届け出た表示の内容・消費者庁の機能性表示食品データベースでの照合という3ステップで商品を確かめる手順の図解
確かめる順番は、成分の名前・届け出た表示・国の公開情報の3点です

確かめる場所は、パッケージに書かれた言葉ではなく、機能を担う成分の名前と、国に届け出た表示の内容です。消費者庁の機能性表示食品データベースを用語ごとに検索したところ、「ポストバイオティクス」という言葉を含む届け出は見つかりませんでした(2026年8月時点。件数の詳細は補足にまとめています)。国への届け出は、流行の言葉ではなく成分の名前で行われているためです。

具体的には、次の順番で確かめると迷いにくくなります。

  1. 機能を担う成分の名前を見る:その食品の機能を担うとして国に届け出た成分(機能性関与成分)の名前を、パッケージの表示欄で確認します。菌の名前や「殺菌」「加熱処理」などの書き方があるかも手がかりになります
  2. 届け出た表示の内容を見る:どのような機能を、どのような人に向けて届け出た商品なのかを確認します
  3. 国の公開情報で照合する:機能性表示食品であれば、消費者庁の機能性表示食品データベースで商品名などから届け出の内容を確認できます

機能性関与成分の欄そのものが見当たらない場合は、機能の届け出をしていない商品だと分かります。これも確かめた結果のひとつです。目的に合わせたサプリの選び方は、腸内環境サプリの選び方で詳しく扱っています。

※ここまでの内容は一般的な情報であり、ラクビプレミアムの機能性について説明したものではありません。

補足:ポストバイオティクスの定義と研究の詳しい情報

本文では読みやすさを優先して省いた、定義の原文や数値の詳細をまとめます。

ISAPPによる定義の原文と言葉選びの理由

ISAPPが2021年に示した定義は、公益財団法人腸内細菌学会の用語集で紹介されている日本語訳では「宿主の健康に良い効果をもたらす無生物形態の微生物、および/またはそれら微生物の細胞構成成分を用いた調製物」です。

  • 「調製物」とされたのは、菌の処方や不活化の方法が効果に関わりうるためと説明されています
  • 「無生物(inanimate)」とされたのは、「不活性(inactive)」という語では効力を失った物質を連想させかねないためで、生きていた菌が今は死滅しているという事実だけを、はたらきの喪失を含まずに表す語として選ばれたとされています
  • 細胞構成成分の例としては、細胞壁・細胞膜・菌体外多糖・アンカー型タンパク質・繊毛などが挙げられています。代謝産物の例としては、有機酸・ペプチド・酵素・バクテリオシンなどが挙げられています
  • ISAPPが挙げる要件は、①細胞の生存を止める意図的な処理を施すこと、②健康に良い効果をもたらすと示したエビデンスがあること、③使用目的に沿った安全性の評価があること、の3つです。プロバイオティクスをもとにする場合も、生きていない状態の調製物であらためて有効性を示す必要があるとされています
  • 表示された菌数に満たない製品は品質の問題であり、ポストバイオティクスかどうかという定義の話とは別に整理されています

定義に含まれないものの詳細

合意文書が「ポストバイオティクスではないもの」として挙げているのは、精製された微生物代謝産物(有機酸など)、細胞の構成成分を含まない濾過液、精製された微生物由来のタンパク質・ペプチドなどです。ウイルス(バクテリオファージを含む)とワクチンも含まれません。

不活化の方法

菌を不活化する方法には、加熱処理、高圧、放射線、酸素に弱い菌を空気にさらす方法などがあります。食品産業で長く使われてきたため加熱処理が使われることが多いとみられますが、加熱は栄養価や風味に影響するため、常に最適とは限らないとされています。

アッカーマンシア・ムシニフィラの欧州での評価

生きたアッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)は、欧州食品安全機関(EFSA)の安全性適格推定(QPS)で承認されませんでした。一方、低温殺菌した死菌体は新規食品素材(Novel Food)として利用が承認されています。公益財団法人腸内細菌学会の用語集が、欧州食品安全機関の公表資料をもとに紹介している例です。

同じ用語集では、ISAPP以外の定義も複数報告されているものの、その多くはプロバイオティクスの死菌体に限定していたり「摂取による健康効果」が必須になっていなかったりする課題があり、現時点ではISAPPの定義が科学的な妥当性の面で最もバランスに優れていると評価されています。

バイオジェニックスの定義

バイオジェニックスは、提唱者の光岡知足が「腸内フローラを介することなく、直接生体に作用する食品成分」と定義した言葉です。食品の機能を栄養機能・風味や嗜好の機能・体調調節機能に分け、体調調節機能をもつ機能性食品を、はたらき方によってプロバイオティクス・プレバイオティクス・バイオジェニックスの3つに分ける整理が、日本では長く使われてきました。乳酸菌体ペプチドや植物フラボノイド、DHA・EPA、ビタミン類なども含まれます。

機能性表示食品データベースでの用語別の件数

消費者庁の機能性表示食品データベースで、用語ごとにキーワード検索を1回ずつ行い、画面に表示された件数を採取した結果です(集計日: 2026年8月21日、当社集計。検索対象は商品名・機能性関与成分名・機能性表示など)。短鎖脂肪酸と酪酸菌は、他の解説記事と同じ日に採取した比較用の数値です。

検索した言葉 届け出の件数
ポストバイオティクス 0件
プレバイオティクス 0件
バイオジェニックス 0件
シンバイオティクス 1件
プロバイオティクス 2件
短鎖脂肪酸 6件
殺菌乳酸菌 12件
殺菌 32件
酪酸菌 49件

用語解説

日常語の説明 専門用語 違い・読者との関係
決まったやり方で加工してつくったもの 調製物 つくり方まで含めて指す言葉。発酵食品をそのまま食べることとは区別されます
加熱などで生きていない状態にした菌 無生物形態の微生物 「効き目を失った」という意味ではなく、生きていないという事実だけを表します
菌の体をつくっている部品 細胞構成成分 細胞の壁や膜など。ポストバイオティクスの中心になるものです
菌がエサを分解してつくり出す物質 代謝産物 短鎖脂肪酸など。これだけを取り出したものはポストバイオティクスに当たりません
菌を生きられない状態にする処理 不活化 加熱などの方法があります。処理しただけでは定義を満たさず、効果の確認が必要です
食品の機能を担うとして国に届け出た成分 機能性関与成分 商品を確かめるときに、パッケージの表示欄で最初に見る項目です
欧州で新しく食品として使ってよいと認められた素材 新規食品素材(Novel Food) 欧州の制度の話で、日本の制度や特定の商品の安全性の裏づけにはなりません

よくある質問

ポストバイオティクスは食品から摂れますか?

定義が指すのは「調製物」、つまり決まったやり方で加工してつくられたものです。要件にも、生きられない状態にする意図的な処理と、その形での効果の確認が挙げられています。そのため、ヨーグルトや漬物などの発酵食品を食べることが、そのままポストバイオティクスを摂ることになるとは限りません。食事から腸内環境に働きかける方法は腸活に良い食べ物の詳しい解説にまとめています。

ポストバイオティクスにはどんな効果が期待できますか?

定義そのものに「健康に良い効果をもたらす」ことが含まれ、効果を示した根拠があることが要件になっています。ただし、それは商品や素材ごとに確かめられるものです。言葉が付いていること自体が効果を保証するわけではありません。また、生きた菌ではないため、腸内に定着して継続的な効果を得ることは期待できないと説明されています。感じ方には個人差があるため、体調に不安がある場合は、医師・薬剤師へご相談ください。

死んだ菌を摂っても意味がないのでは?

定義をつくった側は、「生きていないこと」と「はたらきがないこと」を別のものとして扱っています。一方で、死んだ菌なら何でも良い効果があるわけでもなく、その形で効果が確かめられているかどうかが分かれ目とされています。「生きているか死んでいるか」だけで良し悪しを決めず、何が入っていて何が確かめられているかを見るのがよいと考えられます。

ポストバイオティクスのサプリはどう選べばよいですか?

商品名や表に出ている言葉ではなく、機能性関与成分の名前と届け出た表示の内容を確認する方法があります。機能性表示食品であれば、消費者庁の機能性表示食品データベースで届け出の内容を確認できます。目的に合わせた選び方は、腸内環境サプリの選び方で詳しく扱っています。

まとめ

ポストバイオティクスとは、生きていない菌とその部品を使い、その形で健康への良い効果が確かめられたもののことです。菌がつくった物質だけを取り出したものや、菌を死なせただけのものは当てはまらないとされています。また、生きた菌ではないため、腸内に定着して継続的な効果を得ることは期待できないと説明されています。

商品を手に取ったときは、パッケージの言葉ではなく、機能性関与成分の欄と届け出た表示を確かめてみてください。腸内環境に関わる成分をひととおり見比べたい場合は、腸内環境の総合ガイドで他の成分も確認すると全体像がつかめます。

※ここまでの内容は一般的な情報であり、ラクビプレミアムの機能性について説明したものではありません。

ラクビプレミアムについて

ニコリオの「ラクビプレミアム」は、酪酸菌とHMPAという2つの成分を組み合わせた機能性表示食品です。主な特徴は次の3つです。

  • 2つの成分の組み合わせで届出:酪酸菌とHMPAの組み合わせを機能性関与成分として、国に届け出ています。
  • 1つの商品で2種類の機能を届出:便秘気味の方の便通に関する機能と、BMIが高め(23以上30未満)の方の体型に関する機能を届け出ています。内容は下の届出表示のとおりです。
  • 1日1粒:1日1粒を目安とする食品で、毎日の習慣に組み込みやすい設計です。

届出表示(届出番号 I233)

本品(ラクビプレミアムA)には酪酸菌(Clostridium butyricum)、3-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)プロピオン酸(HMPA)が含まれます。継続摂取により、善玉菌(酪酸菌)、短鎖脂肪酸(酪酸、酢酸)を増やし、便秘気味の方の腸内細菌叢(腸内フローラ)、腸内環境を改善する機能、便秘気味の方の便通(量、回数)を改善する機能、BMI が高め(23 以上30 未満)の方のお腹の脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)、ウエスト周囲径、体脂肪率を減らし、体重が減少するのを助け、高めのBMIが低下するのをサポートする機能があります。

  • 機能性表示食品であり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
  • 本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
  • 本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。
  • 食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。

定期コースに回数の縛りはありません(解約は、次回商品出荷日の5日前までにお手続きが必要です)。

届出の内容は、消費者庁の機能性表示食品データベースで届出番号「I233」から確認できます。

  • 届出日: 2023年6月14日/食品の区分: 加工食品(錠剤、カプセル剤等)
  • 生きた酪酸菌を関与成分として届け出ており、生きていない微生物を用いるポストバイオティクスとは前提が異なります。「ポストバイオティクス」の語での届出は行っていません。

参考文献